2022/08/16
平板測量競技会県大会に出場してきました。
7月29日(金)、高田農業高校で開催された新潟県学校農業クラブ連盟主催の、第69回平板測量競技会県大会に出場しました。当日は本校2チームを含む3ヵ校6チームが出場しました。炎天下のなか、日頃の練習の成果を存分に発揮しようと、真剣に集中して競技に臨みました。今大会は全出場チームの競技技術のレベルが非常に高く、接戦となりました。その結果、私たち加茂農林Aチーム(3年生)が最優秀賞を受賞しました。加茂農林Bチーム(2年生)は入賞こそ逃しましたが、来年に繋がる良い経験ができたと思います。今後もAチームは10月26日(水)に開催される全国大会北陸大会優勝を目指し、練習に励みます。
Aチーム(3年生)
Bチーム(2年生)
2022/08/09
ドローンの飛行実演を見学しました。
JA全農にいがた、JAにいがた南蒲、肥料メーカー、ドローンメーカーと作物専攻2・3年生が産学連携授業の一環で、ドローンの飛行実演を見学しました。
内容はドローンからカメムシ類防除の殺虫剤を自動で田んぼに散布するものでした。
薬剤散布の省力化、時間短縮化を実現した最新技術に触れる良い機会でした。
ドローン本体は片手で持てる重量!
2022/08/02
休耕地有効利用プロジェクト!!
“加茂の植華園〜コスモス畑〜”
今年度、加茂農林高校のグラウンド脇にある畑は約半分が休耕地となっています。耕作が行われない畑は雑草が繁茂し、土地が荒れていきます。そこで、畑の地力維持と景観保全のためにコスモスを育てました。
8月中には満開を迎えますので、お近くにお越しの際は、ぜひご覧ください。「加茂の植華園」の看板が目印です。
2022/07/29
イネの生育状況報告Part4
作物専攻です。
田上農場の学校田の生育状況を更新しました。
早生のイネ品種「つきあかり」が出穂しましたので、今後は穂数も調査していきます。
・「草丈(cm)」「茎数(本)」「穂数(本)」「葉色(SPAD測定値)」
・各数値脇の()内は前回値との比較増減
・品種=3号田は「つきあかり」それ以外はすべて「コシヒカリBL」
生育数値の集計作業
2022/07/28
高校生が教える中学生体験入学を実施しました!
令和4年7月27日(水)、本校農場および川船農場で中学生体験入学を実施しました。県内47校、県外1校の中学校から、生徒176名、保護者及び引率教員86名が参加しました。
昨年と同様に新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、午前と午後に分けて実施。参加生徒は、9専攻(作物、野菜、草花、果樹、動物、生命情報、食品製造、緑地工学、環境土木)に分かれ、加茂農林高校の3年生が主体となり、中学生に丁寧にわかりやすく説明をしました。また、今年は生徒会が主体となり案内や体験学習の補佐を担当し、意欲的に取り組む中学生の姿を動画で撮影するなど、中学生と高校生の交流の姿が印象的でした。
野菜の収穫体験をしている中学生
加茂農林高校生徒から説明を受ける中学生
2022/07/27
生命情報「枝豆の収穫を迎えました」
生命情報コースです!5月に定植した枝豆が収穫期を迎え、2、3年生合同で収穫作業を行いました。炎天下の中での作業でしたが、全員が協力しテキパキと作業を行うことができました。収穫した枝豆は販売し、味見用に私たちも食べてみました!採れたての旬のものを食べられるのも農業高校の醍醐味です。採れたての枝豆は甘みも強く格別!新潟の夏の味、ご馳走様でした!
2022/07/26
コシヒカリBLに1回目の追肥をしました!
田上農場の水田で栽培しているイネ品種「コシヒカリBL」に1回目の追肥を行いました。
生育調査の結果から追肥する肥料の量を割り出し、美味しいお米になるよう願いも込めて動力散布機を使って撒きました。
この動力散布機は肥料を風力で飛ばし、省力で田んぼ全面に均等に撒ける便利な機械です。ただし、うまく使いこなすには経験が必要です。
2022/07/25
つきあかりの出穂が確認されました!
田上農場の水田で栽培しているイネ品種「つきあかり」の出穂が確認されました。出穂とは穂が成長して、茎(稈)の中から出てくる事です。
写真の中央に見える葉ではない緑色の物体が穂です。これから一ヶ月ほどかけて私たちが食べる米へと成長していきます。
2022/07/25
測量実習を行いました!(2年環境緑地科)
2年生環境緑地科では、今年もトラバース測量を実施しました。
近年、ドローンや自動追尾トータルステーションなどの最先端測量器械が主流です。しかし、私たちは測量の基礎である測距を、鋼巻尺を利用して高精度になるよう何回も観測しました。
なかには、巻尺の読み方を間違え、野帳にも誤った値を記入するなど苦戦しましたが、許容誤差内(5o以内)で観測することができました。今後は、関数電卓で計算し、誤差の補正をしてからCADで図面を作成する予定です。
高精度の結果を出すには巻尺のねじれも許されません
観測値の読み方を2人以上で確認しています
2022/07/22
生垣刈り込み実習を行いました(緑地工学コース)
2年生緑地工学コースでは、コロナウイルス感染拡大による臨時休業や梅雨開け後の天候不順でなかなか実習ができずにいましたが、7月20日にようやく学校の赤門の道路に沿った「イヌツゲ」の生け垣を刈り込みました。
今回は私たち2年生環境緑地科の緑地工学コース20名が作業をしました。刈込用のバッテリー式バリカンを使い、手際よく丁寧に作業をしました。刈込後の清掃もきれいに行い、造園業者並みの仕上がりとなりました。今後も、校地内の植物園、青海U世紀の杜、中庭等の管理実習を夏休み中も実施する予定です。
生垣の天端は三脚を使いました
地域のゴミステーション周辺も竹ほうきで清掃しました
2022/07/21
環境土木専攻(1年農業科総合実習紹介)
環境土木専攻の1年生総合実習の1回目のローテーションでは、施設・設備の見学を行い、本専攻の学習内容の紹介を行いました。見学の教材として校内を流れる大皆川と敷地の境界に沿って流れる新大皆川の護岸整備状況の違いについても解説しました。護岸方法の違いによる植生の有無、水路深さ、河床の土砂堆積状況が植生や生物に与える影響について身近な環境を観察したことで土木技術に対する理解が深まりました。
石積み護岸
コンクリートブロック護岸
2022/07/20
緑地工学専攻(1年農業科総合実習紹介)
緑地工学専攻では、例年1年生総合実習の専攻を決めるローテーション学習で裏山を1時間歩き、現地で森林の多面的機能を学んでいます。
水源涵養機能では、腐葉土の保水能力を確認し、土砂災害の防止に役立っていることを学びました。また、松くい虫の被害状況を実際立ち枯れした赤松を確認。根本付近にマツノマダラカミキリの幼虫が空けた穴を観察し、里山の森林の重要性を学びました。4月から5月にかけては爽やかな新緑、6月の梅雨に入ると緑が深まり、今年は早い梅雨明けで酷暑の中でしたが、森の中は市街地と比べ涼しく、生徒は肌で森林を感じることができました。2学期以降の2回目のローテーションは、大工さんが使うカンナでヒノキを材料に箸を各自作成する予定です。
整備された加茂農林高校裏山
学校裏山で森林の多面的機能を学ぶ生徒たち