2021/08/19
玉掛け技能講習を実施しました。
8月16日(月)〜18日(水)の3日間、本校で玉掛け講習を実施しました。この資格はクレーン操作の基礎的資格となり、農林業・土木建築業・食品運送等幅広い産業界で必要となります。
一般社団法人日本クレーン協会の方から12名の生徒が受講しました。始めの2日間は学科講習を実施し、最終日は小型移動式クレーンを使用した実技講習を行いました。生徒たちは学科講習で学んだ注意事項をしっかりと確認しながら実技に取り組んでいました。受講生12名が真剣に取り組んだ結果、無事全員合格し、修了証を手にすることができました。
2021/08/03
刈払機取扱作業者安全衛生教育講習会(緑地工学コース)を実施しました。
8月3日(火)に本校で刈払機取扱作業者安全衛生教育講習を実施しました。講習会には環境緑地科2年生の緑地工学コース15名が参加しました。新潟県林業労働力確保支援センター、南蒲原森林組合の方から講師として指導していただきました。午前中は、刈払機の作業上の注意点を中心に、安全に作業できるように講師の経験を事例に学習しました。
午後は、チップソーの交換の手順、エンジンのかけ方を学んだ後、雑草の刈払いの実技指導を受けました。酷暑の中、将来を見据え、一つでも多くの資格を取得したい生徒の表情は真剣そのものでした。
11月にはチェーンソーの作業実地講習会を実施する予定です。
刈払いの実技指導
2021/07/30
高校生が教える中学生体験入学を実施しました。
令和3年7月30日(金)、本校農場および川船農場で中学生体験入学を実施しました。県内47校の中学校から、生徒192名、保護者及び引率教員100名が参加しました。新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し、午前と午後に分けて実施。参加生徒は、9専攻(作物、野菜、草花、果樹、動物、生命情報、食品製造、緑地工学、環境土木)に分かれ、加茂農林高校の3年生が主体となり、中学生に丁寧にわかりやすく説明をしました。その間、保護者及び引率教員を対象に、施設設備の案内や体験学習の見学・説明を行い、学科、専攻の特徴などについて説明しました。当日はかなり蒸し暑く、熱中症警戒アラートが発表されていましたが、意欲的に取り組む中学生の姿が印象的でした。
採卵鶏の集卵作業
木工作業の指導
2021/7/16
アグリキャンパスツアーに行ってきました。
7月9日(金)新潟県農業大学校が主催する、「アグリキャンパスツアー」に参加してきました。当日はあいにくの雨模様でしたが、作物専攻では「ドローン操作や米の成分分析」、園芸専攻では「野菜の播種やぶどうの笠かけ作業」、畜産専攻では「搾乳体験」等に取り組みました。参加した生徒からは、「大規模な施設と圃場の大きさに圧倒された」、「実践現場での説明だったのでより理解が深まった」、「搾乳作業の後で食べたアイスクリームが美味しかった」等の感想がありました。今後の専門学習や進路選択をするうえで、実りあるアグリキャンパスツアーになりました。
野菜の播種作業
切り花畑での説明
2021/06/11
2年振りに令和3年度体育祭が行われました。
「栄光」〜今こそ新時代の体育祭を〜というスローガンのもと、6月9日に体育祭を実施しました。新型コロナウイルス感染拡大で2年連続中止になることも危惧されましたが、無観客で種目・応援合戦を大幅に変更し、感染対策の工夫をしての開催となりました。
「100m走」や「農林レース」など、昔からの競技を残し、新たに団体種目として1年生では「大玉運び」2年生では「台風の目」3年生では「ガード玉入れ」を実施。密にならない競技を中心に、雲一つない青空の下、3年生のリーダーを中心に1,2年生の選手に、競技に対するアドバイスをするなど、3年生らしさが光る体育祭となりました。
無観客のため、地域の方々や保護者の方は生徒の活躍を見ることができず残念でしたが、次年度は、多くの方々にも応援していただける体育祭になることを祈願しています。成績は以下のとおりです。
総合優勝:紫軍(3年3組、2年1組、1年3組)
競技の部1位:紫軍(3年3組、2年1組、1年3組)
応援の部1位:赤軍(3年1組、2年3組)
パネルの部1位:黒軍(3年2組、2年4組、1年2組)
1年団体種目1位:1年3組
2年団体種目1位:2年2組
3年団体種目1位:3年1組
左上:選手宣誓 右上:生徒会長あいさつ 左下:赤軍パネル 右下:黒軍パネル(1位)
左上:紫軍パネル 右上:黄軍パネル 左下:青軍パネル 右下:農林レース
2021/6/7
仕事講座(環境土木コース2年生)を行いました。
5月26日(水)、6月2日(水)の両日にわたり、農林水産省北陸農政局農村振興部ならびに国土交通省北陸地方整備局企画部の主催により、環境緑地科環境土木コース2年生16名と公務員希望者3年生2名の計18名を対象とした「仕事講座」を実施しました。当日は本校卒業生の技官や採用7年目の若手女性技官を講師としてお招きし、新潟県における農業農村整備事業・インフラ整備・防災危機管理等、農業土木・土木技術職における業務内容について解りやすくお話して頂きました。講話が終了した後にも熱心に講師の方々に質問する生徒の姿があり、卒業後の進路選択をする上で貴重な時間を過ごすことができました。
仕事講座の受講風景(農林水産省北陸農政局)
仕事講座の受講風景(国土交通省北陸地方整備局)
2021/2/26
三条保内地区の園芸・造園業についての講演会を行いました(草花コース)
2月17日(水)道の駅庭園の郷保内で働かれる園芸装飾技能士と造園業者様を講師とお招きし、三条保内地区の園芸・造園業の現状、魅力についての講演と園芸装飾の実技指導を行っていただきました。
普段学習している園芸の知識・技術を今後の進路活動にどう結びつけていくか生徒一人一人が考えを深めることのできた貴重な時間となりました。
2020/12/25
製材所の見学(緑地工学コース2年生)を行いました。
12月15日(火)坂詰製材所 阿賀野市(旧安田町)へ環境緑地科緑地工学コースの2年生が見学に行きました。越後スギを製材・乾燥・プレカットし本校の新校舎(機械棟)の建設に使われています。当日は雪の舞う中でしたが、普段見ることのできない機械や環境に配慮した施設・設備など貴重な見学ができました。
越後スギの見学
プレカット工場の見学
2020/11/30
合同企業セミナー(環境緑地科選択1年生)に参加しました。
11月26日(木)に、北陸建設界の担い手確保・育成推進協議会(新潟県部会)の主催により、朱鷺メッセで開催された合同企業セミナーに環境緑地科選択1年生39名が参加してきました。当日は県内建設系企業6社の若手人事担当者や技術者(男性3名、女性3名)が会社概要や業務内容、地域・社会貢献の様子、就職活動への参考事項等について、解りやすく解説してくださいました。セミナー終了後は、隣接会場で新潟新技術(土木・建築)展示を見学し、「土木の仕事の概要」・「仕事のやりがい」・「3年次の就職活動への参考」等について学習し、生徒にとって学び多き、有意義な時間となりました。
2020/11/20
伐木等の業務に係る特別教育(緑地工学コース)
令和2年度、伐木等の業務に係る特別教育を11月13日(金)〜15日(日)の3日間に本校及び田上演習林で実施しました。今回、特別教育に参加したのは2年生環境緑地科の緑地工学コース19名。新潟県林業労働力確保支援センター、林災防新潟県支部指導員(さくら森林組合)、南蒲原森林組合の方々から講師として来校いただき、3日間午前9時から午後4時までの計18時間の特別教育となりました。
カリキュラムは、学科教育9時間。初日に、伐木等作業に関する知識、チェーンソーに関する知識、振動障害及び予防に関する知識を学びました。2日目の午前は、関係法令や、かかりの木の種類や処理を学び、午後からは実際にチェーンソーのエンジンをかけ、基本操作として杉の丸太を切る操作を指導していただきました。3日目は天候にも恵まれ、田上演習林で終日チェーンソーを操作。周辺の安全処理(雑木類の処理と足場の確保)。立木の重心と倒す方向、安全の確認。受け口、追い口の順にチェーンソーを操作、一人1本、杉の立木を伐倒し、玉切りの処理まで実施できました。最後に、新潟県農林公社から労働安全衛生特別教育等終了証が手渡されると生徒の表情は喜びに満ち、刈払機取扱作業者安全衛生教育終了証と2つの資格を取得することができました。
2020/10/16
現地調査・視察会(環境土木コース2年生)を行いました。
10月13日(火)、農林水産省北陸農政局加治川二期農業水利事業所の主催により、環境緑地科環境土木コース2年生20名を対象とした「現地調査・視察会」を実施しました。当日は事業所管内の「内の倉ダム・加治川頭首工」の改修保全現場、近年全国的にも大変珍しい農業用ため池「松岡ため池」の造成現場を調査・視察させていただきました。いずれも生徒は自然の中にある水利構造物の規模の大きさに圧倒され、且つ農業経営に必要不可欠な施設であることを再認識しました。また事業所次長をはじめ、採用2年〜4年目の若手技官(男性1名、女性1名)が現場の責任者として、事業内容の説明を解りやすくお話して頂きました。生徒からも多くの質問が出るなど農業土木技術の知識や技術を知ることができ、貴重な時間を過ごすことができました。
現地調査・視察会の風景(内の倉ダム)
現地調査・視察会の風景(加治川第2頭首工)
2020/8/20
刈払機取扱作業者安全衛生教育講習会(緑地工学コース)
令和2年度刈払機取扱作業者安全衛生教育講習を8月4日(火)に実施しました。今回、講習会に参加したのは2年生環境緑地科の緑地工学コース20名。新潟県林業労働力確保支援センター、さくら森林組合、中蒲みどり森林組合の方々から講師として来校いただき、午前中の講習会では、刈払機の構造、チップソーの交換の手順と実技指導、エンジンのかけ方及び安全教育。熱中症対策やスズメバチなどから安全に作業できるように講師の経験を事例に講習会を実施しました。
午後からは、田上演習林の苗畑の雑草を5班に分けて実技指導を行いました。気温34度を超える中、生徒は真剣に午前中の講習会の注意事項を確認しながら、手順に従って交代で刈払機のエンジンをかけ作業を実施。暑い中の講習会でしたが、将来を見据え一つでも多くの資格を取得したい生徒の表情は真剣そのものでした。今後、11月にはチェーンソーの作業実地講習会を実施する予定です。