2022/07/06
「つきあかり」の幼穂形成が確認できました!
学校田で栽培しているイネ品種「つきあかり」の幼穂形成が確認されました。
幼穂とは穂の赤ちゃんのことで、最終的にモミ(米)となる部分です。
この幼穂の長さが1cmくらいになった頃が肥料を追加する時期の目安となり(肥料を追加することを追肥といいます)、まさに今頃が追肥の適期です。ただし、本校の「つきあかり」は生育調査の数値から肥料は十分足りていると判断して追肥は行わないことにしました(肥料が過剰だとイネが倒れたり、品質が低下する)。
毎週行っている生育調査の成果がこういうところで役に立ちます。
2022/07/05
イネの生育状況報告!
田上にある学校田で毎週生育調査をしています。
上記写真の通り、6つの水田で「草丈(cm)」「茎数(本)」「葉色(SPAD測定値)」の三項目を調査し、生育調査の数値を基に今後の栽培管理の仕方を決めていきます。
田植えが終わってからも何かと忙しい作物専攻です。
6月末時点での生育状況はまずまずといったところです。おいしいお米が収穫できるように今後も頑張ります。
生育調査の数値を集計している様子
生育調査の数値をまとめたものです。3号田は「つきあかり」という早生(わせ)品種で、それ以外は全て「コシヒカリBL」です※各数値脇の()内は前回値との比較増減
2022/07/04
ミニトマトの収穫を迎えました!
生命情報コース「土壌班」です!ミニトマトの定植から43日が経ち、ついに収穫を迎えました。まず糖度を計測しました。結果、慣行農法区の糖度は「8.4」。竹パウダー肥料を用いた有機農法区の糖度は「9.3」となりました。実際に食べてみたところ竹パウダー肥料を用いた有機農法区のミニトマトのほうが皮切れがよく、甘みも強く感じました。今後、業者に成分分析を依頼し、科学的に違いを検証していきます。
2022/07/04
@クロロシスの経過観察Aツルバラの挿し木
生命情報コースの「植物工場班」です!
@クロロシスの経過をお知らせします。1枚目の写真はクロロシスの症状が出ているバラの葉の写真です。分かりづらいかもしれませんが前回の施肥のおかげで少しだけ症状が改善されてきています。今後も継続的に観察を行っていきます。
Aツルバラの挿し木を行いました。6節あるツルバラを、2節ずつ斜めに切り、水につけます。養液はハイポニカ液肥(1L)とナフタレン酢酸(2ml)を入れ、水で希釈し、2Lの養液を作りました。作った溶液を小型の植物工場に注ぎ、そこへツルバラを挿し木しました。成長が楽しみです。
(クロロシスの症状が見られるバラの葉)
(ツルバラの挿し木)
2022/07/04
ホタルの観賞会を行いました
生命情報コース「環境班」です!待ちに待ったホタルの観賞会を6/24と7/1に無事に開催することが出来ました!一回目の6/24の観賞会は、雨が降っており、開催できるか心配でしたが開催時間には雨があがり、無事に開催する事ができ一安心。しかし途中で雨が降ってしまい、短時間の観賞となりましたがホタルの姿を来校された皆様にお見せすることができ、良かったです。来年度も開催できるように川周辺の管理作業に努めていきます。ありがとうございました!
2022/6/30
ブドウの摘粒
こんにちは。果樹コース2年生です。
今日はブドウの摘粒をしました。品種はロザリオビアンコです。各自が担当する房を決め、摘粒前と摘粒後の房をタブレットで撮影しました。
収穫時の房も撮影し、果樹コース全員の仕上がりを見比べる予定です。自分が摘粒した房がどんな仕上がりになるか楽しみです。
来週は摘粒したブドウに袋掛けをする予定です。
次回もおたのしみに!
2022/06/22
6月「道の駅たがみ」販売実習
生命情報コースです!6月20日に「道の駅たがみ」で販売実習を行いました。お越しいただいた皆さんありがとうございました!お客様から「頑張ってね!」「農林の農産物美味しいから嬉しい!」などたくさん声をかけていただき、とても励みになりました。至らない点もあったと思いますが、お客様の声をダイレクトに聞くことができ、楽しかったです。次回は7月19日の午後に実施する予定です。ご利用をお待ちしております。
2022/06/21
加茂葵幼稚園園児さんとのサツマイモ植え
野菜コースの三年生4人が、加茂葵幼稚園で、園児さんとサツマイモ植え体験を行いました。
園庭に畑がないということで、今年度は袋栽培に挑戦しています。
一ヶ月前に植えたジャガイモも一緒に、これから成長を見守っていきます。
植えるサツマイモの説明。 「紅はるか」と「パープルスイートロード」
土の入った袋に切り込みを入れ、挿し苗をします。
2022/06/20
JA全農にいがた・JAにいがた南蒲の方と一緒に稲の生育 調査を行いました!!
加茂農林高校の作物専攻はJA全農にいがた・JAにいがた南蒲と産学連携して米づくりの研究を実施し、今年で3年目を迎えます。
6月15日にJAの方々3人にお越しいただいて、一緒にイネの生育状況を確認しました。
これから定期的に学校田のイネの生育状況を皆様にお伝えしていきます。
2022/06/17
空手道部・柔道部躍進!北信越大会に出場します!
こんにちは、青海会(生徒会)より部活動報告です。本校柔道部と空手道部がそれぞれ個人戦で北信越大会に進出します。出場権の獲得はコロナ禍の下、活動に制限がある中で努力してきた証と思います。選手達の更なる活躍を祈って、校舎には大会出場を祝う垂れ幕が掲げられています。
2022/06/17
バラの病気、クロロシスについて調べました。
生命情報コース「植物工場班」です!バラの葉を調べていたところ、上部の葉が黄色い斑点模様になっていることに気が付きました。調べたところ、クロロシスという鉄不足が原因で起こる症状だということが分かりました。対策として、硫酸鉄と鉄の吸収促進剤となるEDTA溶液をイオン交換水に混ぜ2本の溶液を作成し、植物工場の栽培ベッドに100mlずつ加えました。引き続き観察を行っていきます。
(クロロシスの症状)
(溶液を栽培ベッドに加える様子)
2022/06/17
コマツナに緊急事態発生!!
生命情報コース「土壌班」です!当初、私たちはミニトマトとコマツナを栽培し、それぞれで比較研究を行う予定でした。しかし、土作りの際にコマツナを定植する場所に堆肥の山を長期間置いていたせいで、肥料分が土壌に染み込んでしまいました。堆肥に含まれる窒素成分を分解する際にアンモニアが多く発生してしまったことや、浸透圧によって根から水分を吸収できず、植物から水分が抜けてしまいコマツナが枯れてしまったと断定。再度、播種を行いリベンジする予定です。想定外の事態でしたが、班員で協力しながらがんばります!!
(元気に生育している試験区のコマツナ)
(寂しい対照区のコマツナ)